ポリ袋やワンプレートで洗い物を削減
料理において面倒なのは、調理そのものより、買い出しなどの準備や洗いものなどの片付けにもある。「料理好きでも洗いものは苦手」という人もよく耳にするが、ポリ袋やワンプレート皿の活用でこれらは解決することができる。
「準備や片付けが大変だという方は、工程を減らすことを意識するとよいでしょう。例えば、保存容器やポリ袋を使って調理し、そのまま保存して作り置きにすれば、調理器具を使わないので洗い物が減らせますし、翌日以降のおかずもストックできます。
食器に関しても、ワンプレートにすれば1品ずつ盛り付けるより洗い物が減り、手間や時間の短縮につながります。おかず同士の味が混ざるのが苦手なお子さんには、仕切られているワンプレート皿がおすすめです。お皿も各自で洗うことを決めたり、お手伝いとして一緒に洗ってもいいかもしれませんね」(あおにーなさん、以下同)
夏休みは“買い出し”も大きな敵だ。猛暑のおかげで近所のスーパーを往復することすらつらくなる。1回の買い物量を増やして外出頻度を減らす人もいるだろうが、こうした場合にも保存容器やポリ袋は大活躍だという。
「おすすめは100均でも買える野菜保存袋。フレッシュな野菜がより長く保存できるので、買い物に行く頻度が減らせます。冷凍用の保存袋も優れもので、油揚げ・きのこ類などもカットして、袋で小分けして冷凍保存すれば使い勝手がよく便利です。
肉類はトレーのまま塩こうじに漬け、包装されているラップをそのまま密着させて保存するのがおすすめ。使用する際は前日のうちに冷蔵室に移して解凍し、消費期限までに使わない場合は、冷凍用保存袋に入れて平らにして冷やせばOKです」