実は今のソフトクリームは6代目

他のコンビニチェーンとミニストップの違いは、店内で製造する品数の多さ。ミニストップは基本的にほとんどの店舗でイートインスペースが設けられているなど、かなり力を入れている。

代表商品はなんといってもソフトクリームだ。その濃厚な味わいはコンビニで提供されるレベルではなく、専門店にも引けを取らない。しかも値段は税込み270円。

ミニストップ外観(編集部撮影、以下同)
ミニストップ外観(編集部撮影、以下同)
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このソフトクリームのこだわりについて、ミニストップ株式会社の人事総務本部、環境・コミュニケーション部の担当者に話を聞いた。

「ソフトクリームは、創業当時から販売している商品で、現状販売しているバニラは6代目となっております。北海道産生乳を使い、“牧場で食べるソフトクリームより美味しい”を目指しております。6代目は卵不使用となっており、アレルギーをお持ちの方でも召し上がれる商品となっております」(ミニストップ担当者、以下同)

ミニストップのソフトクリームの歴史は30年以上。1980年にバニラが発売されて以降、1991年に改良された2代目では牛乳を配合したバニラに変更。2001年に発売された3代目では牛乳を北海道牛乳に。2011年の4代目は北海道産純正クリームを増やし、なめらかさがアップ。

2014年の5代目は国産卵黄でコクがアップしたが、2020年から現在まで発売されている6代目ではまた卵不使用に。ちなみに筆者は卵黄を使った5代目が少しクドくてガッカリしたが、6代目に戻ってからまた頻繁に購入するようになった。

現在の6代目ソフトクリーム
現在の6代目ソフトクリーム

ネット上の声を見ても、〈前に食べたソフトクリームが卵黄使ってどうのこうのってなっててちょっとコレじゃない感あったけどまた昔の感じに戻ってて安心〉〈ミニストップのソフトクリームが卵黄入りになったこといまだにみんな許してなくて安心する〉〈ミニストップのソフトクリームが卵黄なしのミルク味バージョンに戻ってて嬉しい〉といった意見が確認できるので、やはり5代目はかなり賛否が分かれる味だったようだ。

2020年以降、まだミニストップのソフトクリームを食べていない人がいたら、ぜひ生まれ変わったバニラを味わってほしい。