〈バンカーが超簡単になる打ち方〉「手首だけ」使う意識があればナイスアウト連発! 飛距離のコントロールは砂の量を目安に
バンカーに苦手意識があるというゴルファーは多いはず。「どう打てばいい?」「どんな練習をすればいいの?」そんな疑問をゴルフレッスン動画で大人気のてらゆー氏が教えてくれた。
『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』(KADOKAWA)より、一部抜粋・再構成してお届けする。
『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』#3
砂を飛ばす量で飛距離をコンロールする
バンカーはボールを打つのではなく、手前の砂を打つものです。なので、打点よりも砂を飛ばす量に意識を向けたほうが上手くいきます。
砂を飛ばす量が一定であれば飛距離は安定し、その量をコントロールできれば距離感を合わせるのが楽になるのです。飛ばす砂の量が少ないほどボールは飛び、多いほど飛ばなくなります。練習では、砂の量に対する飛距離を確認しておくことが大切です。
打点に関しては、構えた時点で確実に手前の砂を打てる形を作っておきましょう。
ボールの手前にクラブをセットして、足を広げて腰を落として構えてください。通常のショットとは違い砂越しにボールを飛ばすので、手前の砂を打てさえすれば打点が多少ズレても問題ないのです。
POINT:腰を落としてボールの少し手前に構える
ボールの少し手前に構え、その場所にクラブヘッドを落としていく。足を広げ腰を落としてドッシリ構えることで、体重移動が抑えられ、確実に砂を打てるアドレスができる
POINT:一本線を引いてその少し手前を打つ練習
バンカーに長めの線を引き、そこにボールがあると仮定して打っていく。約10センチ手前を打てれば合格だ。打点よりも砂を飛ばす量が大切で、その量が毎回バラバラだと飛距離が安定しない。飛んだ砂の量が少ないと飛び過ぎたりトップが出やすく、多いと砂の抵抗に負けてダフりやすくショートしやすい
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文/てらゆー サムネイル/shutterstock
『ゴルフは基本がすべて! てらゆーのゴルフスイング大全』(KADOKAWA)
てらゆー
2023/3/1
1,980円(税込)
176ページ
ISBN: 978-4046061744
てらゆーゴルフスイングメソッドの決定版!
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ゴルフスイングは「振り子」 「回転」 「足の動き」の3つをマスターすれば、スコアも飛距離も安定する。
再現性が上がり“勝手に当たる”感覚がわかる、軽く振っても飛ばせるスイングへ。
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ポジション毎・クラブ別のチェックポイント、反復上達ドリルなど、てらゆーメソッドが詰まった一冊。
(本書より)
ほとんどのアマチュアゴルファーは「3つの土台」の中のどれかができていません。
その原因は、「当てたい」という気持ちが強く、回転や足の動きが止まってしまったり、「飛ばしたい」と思って腕に力が入って振り子の動きにならないからです。
自分に足りない部分を練習して、正しい動きができるようになると、だんだん「勝手に当たる」、「力まなくても飛ぶ」といった新しい感覚を得られます。
この感覚こそが上達するために最も大切であり、そのためには「3つの土台」を徹底的に身に付ける必要があるのです。
【目次】
〇1章 スイングに必要な2つの振り子をマスターしよう
〇2章 スイングにおける回転は、背骨を中心とした「体の入れ替え」
〇3章 下半身を効率よく使えればゴルフが変わる
〇4章 ポジション毎のチェックポイント
〇5章 クラブ別のポイント
〇6章 弱点克服 絶対にやるべき反復上達ドリル