愛読書は『交通事故誘因の徹底分析』

今回、このようなポストを歩荷さんが投稿したのは、「皆様に“運転する”ということは、人様の命を預かるものすごく重い作業なのだと改めて考えてほしかったから」という。

歩荷さんは小学生の頃から交通の教則を読み込み、18歳と1か月で免許を取ったときからの愛読書は『交通事故誘因の徹底分析: 知られざる原因とドライバーの意識』(加藤正明)だった。

写真/shutterstock
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「最初はだれでも初心者ですけど、教習所で習ったことは一字一句漏らさずに覚えて、それはきちんと実践する。そして、命を預かる以上、運転は必死になって上達しなければいけないものと思っています。なお、運転は一生かけて上達するもので、僕自身の運転に一片の曇りもないとも思っていません。できることなら人生のどんづまりまでには無事故無違反で200万キロ走破を迎えることができれば、とは思っています。

Xの内容に関しては、違法行為を助長しているわけではなく、『あくまで合法の範囲内で』という注釈つきであることを改めて確認してもらえればと思います。ゴールデンウィークになると非常に厳しい渋滞になることが多いですが、なるべく円滑に、なるべく多くの人がスムーズに走れるように、上手に(高速)道路を使って、なおかつくれぐれも安全に気を付けてもらえればと思っています。ゴールデンウィークが明けたときに、何事もなくまたさわやかな笑顔で出社ができますよう祈願してやみません」

せっかくのゴールデンウィークにストレスをためないためにも、誰もが渋滞は避けたいものだ。渋滞は一人一人のドライバーの意識で未然に防げるもの。運転技術をぐんぐん上達させ、適正速度でスムーズに走っていこう。

取材・文/集英社オンライン編集部