好きな女の子にずっと手を振っているようなちょっとイタイ子

この「白黒レクサス」コンビがいつから親しくなったのかはわからないが、C容疑者は幼少期に単身フィリピンから来日した「苦労人」だったようだ。友人がこう証言した。

「Cがフィリピンから日本に来たのは小学校高学年のときです。両親はフィリピンに残っていて、日本に住んでいる親戚の家に来るという形でした。当時Cはまったく日本語が喋れず、僕らもよく日本語を教えていました。学校には他にもフィリピンの子がいたのでCを白い目で見たり、馬鹿にしたりする人はいませんでしたよ。

C(の素行)が悪くなっていったのは中学を卒業してからですね。Cは高校には行きましたが、確か定時制か通信制だったので日中はけっこう暇していて、浜松駅近くのこの辺でよく遊んでいました。そこに同じような境遇のフィリピン人がいて、その仲間、またその仲間と繋がっていきました」

バイク乗りでもあったC(知人提供)
バイク乗りでもあったC(知人提供)

友人がこう続ける。

「小学生時代から知ってる自分にとっては穏やかで優しいやつという印象しかないし、最近もコンビニの裏手で顔を合わせれば『おおっー』って感じで話をしました。今は見た目も不良っぽくなってますし、ケンカもやるときはやるという感じですが、中学の頃はほんと普通でした。

Cはバスケもうまくて運動神経が悪いわけではないのですが、ぽっちゃりしていたので『豚』とイジる同級生がいたんです。Cは嫌な顔はしてましたが、怒ったりはしませんでした。でもこの前、そいつが当時と同じノリで接してきたから『殴ってやった』と言っていました。少し前まで彼女がいたけど、その子とは別れたとも言ってました」

現場アパートに頻繁に駐車されていたCの愛車のレクサスとブラジル人Bのバイク(近隣住民提供)
現場アパートに頻繁に駐車されていたCの愛車のレクサスとブラジル人Bのバイク(近隣住民提供)

中学時代、サッカー部に所属していたCは、決してモテるタイプではなかったという。ある同級生の女性はCの変貌ぶりに驚いていた

「昔は、丸っこいかんじで好きな女の子にずっと手を振っているようなちょっとイタイ子でした。SNSを見るとバイクに乗ったり、中指をたてて写真撮ったり…完全にグレちゃいましたね。よく駅前で爆音で音楽かけながら大声ではしゃいでましたしね」