米寿記念作品では“2がらみ”

国連の持続可能開発ソリューションネットワークが発表した「世界幸福度報告書」(2023年版)で、日本の幸福度は10点満点中6.129点で47位と決して高い順位ではなかった。

「人生100年時代」と言われて久しい昨今だが、どうせ長生きするなら幸せでいたいもの。そんな日本で「今が一番幸せよ」と満面の笑みで話すのは、めでたく米寿を迎えた世界最高齢セクシー女優の小笠原祐子さんだ。

59歳で夫と死別して以降、スナックのママを経て81歳でセクシー業界デビューと超異色の経歴を持つ彼女の自宅に招いてもらい、幸せに生きる秘訣を聞いた。

取材中、「お腹空いたでしょ?」と記者にたらこスパゲティをふるまってくれた小笠原さん
取材中、「お腹空いたでしょ?」と記者にたらこスパゲティをふるまってくれた小笠原さん
すべての画像を見る

――最近、最新作のセクシービデオ作品の撮影をしたそうですね。

小笠原裕子(以下、同) 米寿の記念ということで11月に撮影していただきました。コロナ禍では一切撮影ができなかったから、撮影は4年ぶりですね。

――今回はどんな内容の作品だったのですか。

ドキュメンタリー作品ということで、朝7時にカメラマンさんがウチに来て、まずはインタビューシーンを撮影しました。なんてことない近況報告をしましたよ。そして9時ごろから自分の車で1時間半かけて埼玉の撮影スタジオまで移動しました。てっきりロケバスかと思ったら「ママ、自走で来てね!」と言われたんで「わかりました」ってなもんですよ。

――高齢者の免許返納が話題となっていますが、そのご予定は?


するわけないじゃん! 運転は若いころから大好きだし、視力だって左右ともに1.0あってハッキリ見える。なによりこの地域で免許と車を手放しちゃったら行動できないよ。