サバイバルの本当の成功と失敗
――5月30日放送の『アイ・アム・冒険少年』(夜7時から)に先がけて「脱出島」を舞台にした子ども向けのノベライズ本が刊行されました。
楽しみですね。今はまだ修行中ですけど、いつか自分も冒険小説を書きたいと思っています。
――小説は3チームの小学生が脱出島からの脱出を競う設定です。頭脳派の「知神チーム」、アスリート集団の「武神チーム」、最新サバイバルグッズを駆使する「技神チーム」。もし、あばれる君がこの小説の登場人物だったら、3チームの内どのチームに入りたいですか?
悩むけど、武神チームは全国で優勝をしている人たちばかりで気後れしちゃいますね......。足をひっぱったら申し訳ない。頭脳派の知神チームは、言わばクイズ王の伊沢(拓司)くんみたいなのが3人いるチームってことでしょ。(想像すると)それはちょっと疲れちゃいますね、ウンチク多そうで(笑)。
そう考えると、最新サバイバルグッズが使える技神チームかな。僕、番組ではまったく最新サバイバルグッズを使わせてもらえないので(笑)。本音では、新しいサバイバルグッズをどんどん使わせてもらいたいです!
――最後に「脱出島に参加してみたい!」という子どもたちや番組を楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。
「必ず生き残って自分が無事で終わること」それがサバイバルです。
これは僕のサバイバルの師匠ともずっと話していることですが、少しでもケガをしたり、病気をしたりして動けなくなった瞬間、もうそれはサバイバルじゃなくなります。残念ながら(サバイバル)失敗。だから、最善を尽くし、安全を考慮して準備するのは大前提です。ケガせずに生き残ることが(サバイバル)成功だと思っています。自分が最も盤石だと思う布陣でサバイバルを行うことは恥ずかしいことなんかじゃありません。ちゃんとそういうことを意識してチャレンジしたいですね。
――ケガをしないで最後まで楽しめたら、成功ということですね。
そうです! だってみんながムチャしてケガばかりしていたら、「楽しい」よりも「つらい」になっちゃうじゃないですか。『アイ・アム・冒険少年』に出演している人や、それを観ている人たち全員に楽しんでもらうためにも、これからも安全第一でサバイバルを続けていきたいと思います!
取材・文/サタケコズエ 撮影/井上たろう
【5月30日(月)の放送内容】
4か月ぶりに「脱出島」が返ってくる。16回目の挑戦となる絶対王者・あばれる君に立ち向かうのは、元祖サバイバル芸人・濱口優(よゐこ)。そしてサバイバル芸人第一人者の座をかけた戦いに、元国民的アイドルNが割って入る。それぞれのプライドをかけた三つ巴の闘いを見逃すな!!