お正月は家族と過ごすキッズが圧倒的に多い
先月、“トー横デビュー”したという13歳の少女はこう言う。
「TikTokでトー横を知って、いざ来てみたらビックリしました。ここならみんな話を聞いてくれるし、お酒をおごってくれたりするので本当に楽しいです。ただ、勝手に胸とか触ってくる人もいるので、セクハラは警戒してます。まぁ、力だけは強い自信があるので、もしホテルに連れていかれそうになったら殴ってやるので大丈夫です!(笑)。クリスマスですか? ウチはお母さんと仲悪いので、ここに来ると思います」
クリスマスから大晦日にかけては、いつもどおりトー横で過ごすという声が聞かれる一方で、意外なことに正月は実家で過ごすと答えたキッズたちが圧倒的に多かった。
「だって正月くらい家族と過ごしたいじゃないですか。世間で言われる“家庭環境が悪いトー横キッズ”なんて一部だけですよ。僕だって家族仲はいいし、トー横で遊んでることも伝えてます。オヤジはフランチャイズのコンビニオーナーなんですが、昔は繁華街でヤンチャしてたみたいでいろいろ理解あるんですよ。だから年越しまでトー横で過ごそうとは思わないですね。リビングのこたつでゴロゴロします(笑)」(17歳少年・トー横歴1年)
「ウチってお父さんがプロスポーツチームの役員で、かなり厳格な家庭なんです。だからお正月は必ずおじいちゃんの家に挨拶に行って、親戚と過ごさないといけない決まりがあるんです。マジだるいですよね。本当はお酒を飲んだり、ODしたいけど、年末年始だけは我慢です」(前出、13歳少女・トー横歴2カ月)
せっかくの年末年始。トー横キッズたちも市販薬ではなく、年越しそばやおせちなどでお腹と心を満たしてほしい。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班