完璧主義な自分が自分を追い込んで…

――ちゃんよたさんとトップレベルの方々との差はどこにあるんですか。

追い込みですね。筋トレって自分との戦いじゃないですか。ジュラシック木澤さんという有名なボディビルダーの方がいるんですけど、木澤さんのパーソナルジムに行ったときに、ちょうど隣に有名なボディビルダーの豆タンク杉中さんが一人で筋トレをしていて、めちゃくちゃ追い込んでいて、すごい世界だなって思いました。

私は変に完璧主義なところがあって。しかも、それはいい完璧主義じゃなくて、変な方向の完璧主義なので、自分の足りない部分をすぐ見つけてしまうところがあるんです。

もともと筋トレが本当に好きで、それが基盤にあってAVだったりプロレスだったりといろいろな仕事をしているのに、その筋トレをないがしろにして、ほかのことがどんどん中心になっちゃっていて、何のために生きてるのかなって思ってしまいました。

警察官からAV女優に転身した、ちゃんよたが「あのAV女優をリングにあげるな」と言われてもプロレスデビュー。生き物として強くなるために出場したBreakingDownでは…。_4

――当時はスケジュール的にも相当パンパンだったんですか。

パンパンでしたね。スターダムさんに呼んでもらうようになって、大阪や神戸の地方大会にも参戦していたので、そうなると当日だけじゃなくて前泊もあるし、プロレスの練習の時間も当然必要になってきます。

AVの仕事も増えて、多いときに月8〜9本とか。生理期間中はAVの撮影はできないので、撮影できるときに週3日くらいで撮影していました。さらにYouTubeも撮影して、編集して…。あと自分のファンクラブもやってるので、そのための撮影や撮影の場所を借りたりとかやっていたら、もうわけわかんなくなっちゃって。それで自分から「休養したい」と事務所とプロレス団体に伝えて、5月から休業しました。