#1 高専、警察官、AV女優、プロレスラー…ちゃんよたの異色の経歴
#2 ちゃんよたが筋トレとAVで見つけた本当の自分
AVの世界はすごく健全
――筋肉YouTuber、AV女優、そして2021年9月14日にはプロレスラーとしてデビューしました。どういった流れからプロレスに関わることになったんですか。
通っていたジムで「P.P.P.TOKYO」というプロレス団体の三富兜翔代表と仲良くなったんです。プロレスはそれまで見たこともなくて、ルールも知らない状態だったのですが、誘われてプロレスを見に行ったら「めちゃくちゃかっこいいじゃん」となりました。
私にはこんなことできないよなと思ったんだけど、逆にこれできたらめちゃくちゃかっこよくね、と思って。その話をしたら「せっかく鍛えてるんだから、もっとそれを活かした方がいいよ」って言われて。練習に来てみなよと誘われて、気づいたらリングデビューしてました(笑)。
――それまでジムで体を鍛えてきたと思うんですが、レスラーの体の作り方は違いますか?
全然違いますよ。例えばジムって飛び跳ねないじゃないですか。でもプロレスってめっちゃ飛び跳ねる。あと、痛いじゃないですか。ジムのトレーニングでも筋肉痛が痛いとかはありますけど、プロレスの痛みはまた違う痛みじゃないですか。
練習中の痛さは正直あんまり嬉しくないけど、でも試合中の痛さはちょっと嬉しいです。気合いが入ります。
――昨年7月の「P.P.P.TOKYO」の記者会見では、AV出演被害防止・救済法で仕事が激減したことについても触れていましたね。ちゃんよたさんは元警察官でかつてはAVを取り締まる側と言えると思うんですが、実際AVをやってみて、悪い世界じゃないよという思いはありますか?
いや、思いますよ。本当にやってみるとAVの世界はすごく健全ですよ。逆にAVよりも警察官の方が健全ではないんじゃないかなって思っちゃいます。