ついにアラタ氏と対面。そして…
アラタ氏の第一印象は、ものすごくよくいうと菅田将暉似。プロフィール文には178センチの普通体形と謳っていたが、165センチほどの中肉中背だった。ごくふつうのサラリーマン風の男性で悪い印象ではないが、ガムをクチャクチャと噛んでいるのが気になった。
ラブホテル方面へと歩きながら聞いたところによると、アラタ氏は未婚で彼女もいないらしい。
処女卒業サポートを始めた理由については、「付き合ってきた女性に処女が多かったので慣れている。だから困ってる人を助けたいと思った」のだそうだ。「あんた、『今日、思い切って会いませんか』とか性欲むき出しのメッセージ送ってきたやんけ!」という言葉はもちろん飲みこんだ。
ホテル前に到着したところで「やっぱりちょっと、今日は気分が乗らないです……」と記者が言うと、「あ、わかりました。では帰りましょう。今日は勇気を振り絞ってくれてありがとうございます」と、なんだか紳士然とした態度を取られて、“サポート”されることはなかった。
結局、アラタ氏のサポートに対する真のモチベーションはわからなかったが、別れ際、「また気が向いたらいつでも声かけて下さい」「僕、セカンドバージン支援やリピートも受け付けてるんで」なんて捨て台詞を吐く。
「ん? リピートってただのセフレでは?」とツッコもうと思ったころには、アラタ氏の姿は駅舎の中へと消えていた。
こういった男性たちに大事なバージンを捧げていいものなのか。処女をコンプレックスに思っている女性たちは、もう一度よ~く考えてみてほしい。
取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班