殺害現場には小学生の妹もいあわせ…
調べによると娘は自宅マンションの一室で6日午前1時すぎ、同居している母親の腹部を包丁で刺して殺害しようとした疑い。
犯行の約5分後に母親とみられる女性の声で「腹を刺された」と119番通報があり、救急隊と津島署員が現場に急行、その場で警官が母親を刺したかどうかを確認したところ、娘は無言でうなずいたという。
母親は近くの病院に運ばれたが、出血性ショックで約4時間後に死亡した。
母親は居間に敷いた布団の上でうつ伏せに倒れており、近くに凶器とみられる血のついた文化包丁(刃渡り17センチ)が落ちていたという。社会部記者が語る。
「一家は母親と娘、さらに小学生の妹の3人暮らしで、犯行当時は妹も現場にいましたが、ケガはなく無事でした。
犯行に及んだ中2の娘は大治町に隣接する名古屋市内の公立中学校に通っていたものの、不登校気味だったようです。しかし、学校や家庭内でのトラブルの報告もこれまでなかったため、警察もノーマークで、7日に遺体を司法解剖し、動機の追及など慎重に捜査を進める方針です」