とにかく驚くことばかりだった初来日

――今回は11年ぶりの来日。日本に来た理由を教えてください。

ブーマー(以下同) 日本プロ野球外国人OB選手会が私のことを呼んでくれました。始球式やファンとの交流イベント、それにこういったインタビューに答えて、ファンの方々と再びつながりを作ることが今回来日した目的です。

ブーマーが現役当時、日本に来て一番驚いたこと。「ホテルの大浴場でいきなり裸の姿を撮られたことも…そんなに私のイチモツが撮りたかったんですかね」_2

――ブーマーさんが日本にやってきたのは今から40年前。それでも多くのファンが今もあなたのことを憶えています。

オールドファンが私のことを憶えてくれているのは理解できるし、とても光栄なことです。ただ、私の現役時代を知らないであろう若いファンまでもが「ブーマー」の名前を知ってくれていることは驚いたし、とてもうれしいですね。

――ブーマーさんは1983年から日本球界で10年間プレーしました。日本での経験は、あなたにとってどんなモノでしたか?

日本での10年間は素晴らしかったです。私は一生懸命、日本の野球に取り組んだし、結果を残すこともできました。とても楽しく、充実した時間でした。

ブーマーが現役当時、日本に来て一番驚いたこと。「ホテルの大浴場でいきなり裸の姿を撮られたことも…そんなに私のイチモツが撮りたかったんですかね」_3

――1976年にアメリカでプロ野球選手としてのキャリアをスタートさせ、1981年にメジャー昇格。2年間メジャーでプレーした後に来日されています。日本の野球や生活に戸惑うことも多かったのでは?

野球をプレーするだけでなく、異国で生活すること自体が初めてだったので驚くことばかりでした。具体的に何が、と言われるとむずかしいですが、日本に来てビックリしたことやモノを見たら、いつも写真を撮っていました。本当に膨大な量の写真です。その枚数だけ、驚きがあったんです。