「しっかりしないと」と自分を追い込まないで!
「しっかりしないと」と気を張り続ければ、自分が疲弊してしまいます。あなたはすでに十分にがんばっているからです。疲れ果ててしまわないよう、できる限り周囲を巻き込んでミスを防ぐ仕組みを構築してみましょう。「困った時は人に相談する」「ミスやトラブルの原因を一緒に考えてもらう」などは、当たり前に思えるかもしれませんが、非常に大切な取り組みです。
「自立」とは自分一人で物事を解決することではなく、「頼れる先をたくさん持つこと」だと思います。特定の人に頼りすぎるとその相手も疲れてしまいます。日頃から多くの人と良好な人間関係を築いておき、都度頼るようにすることは、社会人として大切なテクニックといえるでしょう。
日頃から感謝の気持ちを伝えておくこと、率先して周囲をサポートすることを心がけていれば、あなたが頼ることを先方が不快に感じることはありません。
とはいえ困りごとを抱えている方は、小さい頃から忘れ物やミスで怒られている方が多く、人とのコミュニケーションに不安を感じてしまいがちです。周囲の人に頼ることが難しい場合、頼ることがストレスに感じる場合には、勤務先の産業医や街の心療内科・精神科へ、気軽に相談してみましょう。