ミスヒットのダメージがものすごく少ないんだけど!
諸事情により、いきなりコースデビューとなってしまった私のステルス 2。
舞台は富士山のきれいな河口湖カントリークラブ。バンカーが108個あるという難関コースだ。
クラブは構えたときに当たりそうな気がする、というイメージもすごく大事だという。
そういう意味ではこいつはすごく当たりそうな気がする。
まずヘッドがかなり軽いのに、容積はしっかりあって、ちょっぴりフェースが見える角度もいい。
なんというか安心感がある。
あと、赤ってやっぱり気持ちをアゲてくれる色だ。
まさに富士山に向かって豪打!な状態である。
で、記念すべきコース最初のティーショットは、思いきりハーフトップしてしまった。
私はそもそもフッカーで、ミスするときはたいていトップかチーピンショット。スライス?何それ、どうやって打つの?なゴルファーだ。
ダフリ、テンプラに曲がりなしとは言うけれど、トップ球はバウンドによるロスが痛い……はずが、そこそこ転がっていってくれたようだ。まあ、かなり強めの球足だったし。
そして2番ホール、ティーショット。
(やば…!)
あせって打ち急いでフェースが開いておりてきてる…明らかに右プッシュの予感…と覚悟して強引に振り切ってみたら、あれ? 思ったよりまっすぐ飛んでいった…。
やや右めには出たものの、フェアウェイはキープ。言うなら軽くドローぽい弾道で、そこそこのとこまでいっている。
(これが球がつかまりやすいということか……!)
ステルス 2、ドライバーのミスが致命的な大ミスにならないのだ。
日本人ゴルファーはどちらかというとスライサーが多いと言われているけれど、この球のつかまりのよさは、かなりのスライス減になるのではないか。
そして、典型的なアウトサイドインのスイングでフッカーの私は、ラウンド中に受けた「思いきり肩を回して振り切れ!」という同伴プレーヤーのアドバイスを実践してみたら、しっかりミートでき、高い弾道のランのある球を打つことができた!
いわゆる「素性のいい球筋」ってやつだ。うれしい。