3日間気兼ねなく暴れられるから“ど嬉しい”
まつりのクライマックスとなる5月5日に松本潤(39)が「家康公騎馬武者行列」をするということで、今年はさらなる注目を浴びている浜松まつり。
午前10時の「開会宣言」とともに、昼日中に花火が上がり、地元の子供たちの軽快なラッパの音とともに、各町会が用意した大凧が一斉に舞い上がる予定だ。
昼間は浜松っ子たちの「意地」と「技」がぶつかりあう「喧嘩凧(糸切り凧)」、夜ともなれば、「御殿屋台引き回し」がまつりに色を添える。それぞれの町会が彫刻を施した豪華絢爛な山車とともに、荒くれものの若衆たちが提灯をもち「ヤイショ!ヤイショ!という掛け声とともに、町を練り歩くのだ。
だが、現地では開催前から「まつりに松潤が来てほんとに大丈夫?」「絶対パニックになる」と不安の声があがっている。
浜松市の地元住民が言う。
「『浜松まつり』は県内最大の集客行事ですが、それだけではなく、地元民にとって『浜松っ子の一年は浜松まつりに始まり浜松まつりに終わる』という言葉があるくらいの一大イベントなんです。
それがコロナ禍により3年間中止となり、ようやく昨年から再開。去年は様子見でおとなしくしていたけど今年は全開でいくつもりで3日間暴れます。寝ないで“ヤイショ”ですね(笑)」(20代・男性)
また、別の40代の男性もまつりにかける意気込みを熱く語る。
「このまつりのために1年働いてきたから、この3日間は騒ぎまくりますよ。コロナ前まで、まつりの翌日は仕事を休んでいましたし、そういう仲間(まつりバカ)は会社にもたくさんいて、会社も『まあ昨日まつりだったしね』って許容してくれる。
コロナ前までは街も実行委員会もうるさくなかったから、それこそ1升瓶を持って“練り”に参加して、イッキ飲みして救急車で運ばれる若者も多かったね…今年は祭りの翌日が土曜。3日間気兼ねなく暴れられるから、“ど嬉しい”(凄くうれしい)」(40代・男性)
浜松っ子たちの血をたぎらせる「浜松まつり」。それだけに、かねて参加者の酒のトラブルが問題視されてきてたという。