「目標はスタメン70試合、3割2ケタ本塁打」
――憧れの古田さんや中村捕手と同じ、背番号27をつけてみたいとは?
あんまりないですね。(内山選手の背番号の)33番は自分の中では気に入ってるので、今のままでがんばりたいです。
――星稜高校とヤクルトの1年先輩である奥川恭伸投手は現在故障中ですが……。
詳しいことは僕にはちょっとわからないです。すごく優しい先輩なので、復帰したら捕手として受けたい気持ちはあります。
――自身はどんな先輩になりたい?
ヤクルトの先輩にもいろいろ優しくしてもらっているので、僕も後輩の面倒を見られる先輩になりたいです。リーダーシップはそこまであるほうじゃありませんが。
――内山選手のお父さんは空手の全国優勝経験者で内山選手も小学校まで空手をやってました。中学から野球一本でやっていくことを決めた時、お父さんから何か言葉は?
いえ、特にありませんでした。野球もお父さんの影響で始めたんで、中学では野球をやりたいことを伝えたら「わかったよ」って感じで。ただ、バッティングの力強さは空手の腰の回転が生きてるのかなと思います。
――ストレスの発散方法やオフの過ごし方は?
体のリカバリーだけですかね。心と体をしっかりとリラックスさせることだけを考えて、今年1年やっていきたいです。
――今シーズンの目標を教えてください。
改めてになりますが、まずはスタメン70試合が目標。そのなかで打つ方では2ケタ本塁打と3割目指して頑張りたいです。
取材・文/武松佑季
撮影/榊智朗