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日韓W杯を観て「私、稲本と結婚する!」…出会う10年以上前から好きだった? 今だから話せる、田中美保と稲本潤一の恋愛事情_1
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仲の良い秘訣は「100歩も200歩も譲ってくれる人だから」

――昨年で結婚10周年を迎えたおふたり。SNSでの発信を見ていると、仲睦まじい様子が伝わってきます。

嬉しい! でも今が1番ギスギスしていると思いますよ(笑)。子どもが2人とも小さいので、私は朝から疲れているし、怒っているし、向こうはそれにうんざりしているし(笑)。

――その様なときは、どのように解決しているのでしょうか?

極力話さないようにしますね。話し合って解決するなら、話し合った方がいいと思うんですけど、向こうが大人なので、きっと私があれこれ話しても「わかったわかった、ごめんね」って言ってくれるんです。

彼は彼なりに、子どもたちと私のやりとりを見て、喧嘩の労力を使わせないように気を遣っていると思うので。

でも、私はそれに対して「本当に聞いているのかな?」って、またちょっとイライラしちゃうと思うんですよ。だから、無理に話そうとはしないです。

――言葉で謝られるよりなら行動を変えてほしい?

そうですね。ちょっと気を遣って動いてくれている方が、心が穏やかかなと思います。

こうやって話していると、彼が100歩も200歩も譲ってくれているおかげでうまくいっているんだなとしみじみ思いますね。

――あくまでもテレビで拝見するイメージですが、スポーツ選手がパートナーの方って食事や生活において気を遣うことが多いのかなという印象があります。田中さんは、なにか特別に心がけていることはありますか?

それが、特にないんですよね。強いて言うなら、気をつけていることは、練習とか試合前に友達を家に呼ばないぐらいかなと。

海外でひとりで生活していた経験が長いこともありますし、彼は本当に自己管理のスペシャリストなんですよ。子どもがいようが、私がいようが自分のペースを絶対くずさないんです。

――なるほど。

子どもが生まれる前までは、私なりには頑張っていたんです。肉・魚・肉・魚と、バランス良く献立を考えてみたり、副菜を何品以上出すようにとか心がけたりしていました。

でも、今は子どもが食べるものしか考える余裕がありません(笑)。一応、納豆やめかぶ、もずくは常備しているので「メインは作るけど、足りない部分は手伝ってもらう」というスタンスに変わりました。

――それに対して稲本さんはどんな反応を?

言われたことはないですけど、最初は不満もあったと思いますよ。でも、もうしょうがないと思っているんじゃないかなと思います。

時間がないときは、デパ地下で買ったサラダとかを出しちゃうこともあるのですが、足りないことは自分でやってくれていますし、本当に助かっていますね。

――試合前後で気をつけていることとかはありますか?

それもないんですよね。本当に大人だなと思う部分なんですけど、勝っても負けても平常心で、自分のメンタルを管理している人なんですよ。

家にいるとずっとサッカーの試合を見ていたり、海外のリプレイ集とかを見ていたりするので、きっと常にサッカーのことは考えているとは思うのですが、家族や周りに対してそのことを持ち込まないんです。