チェンソー作業に必要な道具を完璧に揃え、第一回目の薪活へ

チェンソーマンとなった僕の、その後の行動は早かった。
新品のチェンソー本体に加え、 “チャップス”と呼ばれる防護服、そしてチェンソー作業専用ヘルメットなどを、次々とネットで手に入れた。

スウェーデンのハスクバーナ、ドイツのスチール、そして日本のやまびこが世界三大チェンソーメーカーとして知られていて、僕はその中からハスクバーナのチェンソーを選んだ。
「120e MarkⅡ」という、40cc2サイクルエンジンを備えた、ハスクバーナの中ではもっとも初心者向けのモデルだ。
講習会でマーヴェリックは、その3メーカーだったらどこのものでも問題ないと言っていたが、ハスクバーナを選んだのは、名前がカッコよかったからだ。
あと、スウェディッシュポップも好きだし。

「チェンソーマンに俺はなる!」文化系アラフィフ男が体験した「トップガン」並の体育会系チェンソー講習会の実態_5
愛機のハスクバーナ「120e MarkⅡ」。バーのロゴが上下逆さまなのは間違いではなく、片減り防止のため、メンテナンスのたび上下を入れ替える

同じ理由から、チャップスもハスクバーナにした。
チェンソー作業においては、腕や胴体をケガすることは滅多にないが、自分の足を切ってしまう事故が頻発するそうだ。
チャップスは、高速回転中の刃が万一足に当たってしまった際、何重にも仕込まれている内部の繊維がチェンソーの刃とスプロケットに絡みつき、回転を止めてくれる。

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ハスクバーナのチャップス。数箇所のバックルを使い、足の後ろ側で留める構造

チェンソーのバーの先端上部にものを当ててしまうと、すごい勢いで刃が自分の顔や頭に向かって跳ね返ってくることがある。
これが前述の、恐ろしき“キックバック”だが、チェンソーにはそんなときに回転を急停止する機能がついている。
だが万一止まらなかったら、マジでシャレにならない大ケガを負うので、ひさしとバイザーがついた専用ヘルメットを必ずかぶらなければならない。

最近は音が静かな電動式もあるが、一般的なチェンソーはエンジン式で作業中にかなり大きな音が出るので、ヘルメットには防音用のイヤーマフもついている。
ちなみにヘルメットもハスクバーナにしようかと思ったのだが、特に義理も恩もないのに宣伝マンみたいになりそうだったのであえて避け、ネットで見つけたお手頃価格のよくわからないメーカーのものにした(でも実際に手にしてみると、作りが雑なので少々後悔。やっぱりハスクバーナにしとけばよかった……)。

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そんなチェンソー専用ヘルメット

他にも、安全靴や防振グローブ、メンテナンスセット、チェンオイル&エンジンオイル、燃料混合用タンクなどなど、あらゆるものを揃えたが、こまごましているうえに長くなるので割愛する。
チェンソーマンも結構大変なのだ。

そして先日、とある薪クラブの方に声をかけていただき、新品のチェンソーを手に、初めての“薪活”に行ってきた。
でも、持ってきた薪をストーブの燃料として使うまでには、ものすごく大変だという噂の薪割り作業、そして1〜2年をかけての完全乾燥という工程を経なければならない。

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第一回薪活の成果。だがこの程度の量では、あっという間に使い切ってしまう

というわけで、次回「チェンソーマンと同一人物!? “マキワリマン”登場!」の巻!に続く(かどうかはわからない)。

※メーカーの商品名など一般的には「チェンソー」と呼ばれるものの、講習会では「チェーンソー」とされていたので、本文には両表記が併存しています。

「チェンソーマンに俺はなる!」文化系アラフィフ男が体験した「トップガン」並の体育会系チェンソー講習会の実態_10
リアルチェンソーマン化する筆者
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