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タイトルと筆名が書かれた原稿。本名の「井上廈」となっている。
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全五景から成る戯曲の、左は第三景。『うま』はA4判、43字×18行の原稿用紙を使い、上下に余白をとって1行30字にして書かれている。全162枚の作品。
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丁寧な推敲のあとが見られる。赤字で〈マレビト、マロウドとして太郎は村へやって来た。なぜなら彼は金のくそをする馬を持っている。はるかな中央への権威のアラハレ〉と書き込みがある。
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2022年4月、井上ひさしさんを偲ぶ文学忌「吉里吉里忌」で原稿が初公開された。提供:遅筆堂文庫
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上智大学フランス語学科に復学した頃の井上ひさしさん(1954年)。提供:小川荘六氏
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うま——馬に乗ってこの世の外へ——
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