プロレスの一番素敵な楽しみ方
――トップの人の苦悩もありますよね!
絶対あると思います。デビューしてからずっと目立って、プッシュされ続けた人にはその人なりの苦悩がある。いまだったら、天咲(光由)とか。
自分の人生を重ねられるレスラーが必ずいると思う。そのレスラーと出会って、そのレスラーを応援して、そのレスラーが夢を掴んだときに一緒に喜ぶのが、一番素敵なプロレスの楽しみ方なのかな。
――それでは、Twitterで募集した質問の中から。「声出しが解禁になったら、なんて呼ばれたいですか?」
前は「白川」だったんですけど、いまは「ちゃんみな」か「みな」なんですよね。でも、「ちゃんみな」って言いづらいですよね? ちゃーんみな、ちゃーんみな(笑)。「みな」が一番言いやすいのかな。
――「目指すプロレスラー像、女性像を教えてください」
「この人みたいになりたい」はないんだよな。白いベルトはほしいけど、それを巻いて「たむのようなチャンピオンになりたい」とかはなくて。絶対違う感じになると思うから。常にお客さんをワクワクさせられる、サプライズができるレスラーになりたいです。
あとは女性に憧れられる女性になりたいなあ。髪を切ったのも、「より強く見られたい」というのはあるかもしれない。強い女性に憧れるようになりました。
――「リングコールを始めたのはなぜですか?」
女子ではやってる人がいないから。あとはClub Venusって、他のトライアングルダービーのチームと雰囲気がたぶん見ているだけで違うと思うんですよね。だからその世界観をリングに上がった瞬間から作りたくて、じゃあもうリングコールからやっちゃおうみたいな。
――上手ですよね! 練習はしてるんですか?
あんまりしてないですけど、昔からPRIDEとかK-1とか観ていたので。イメージはPRIDEですかね。ドスが効いた感じ(笑)。
やってないことをやっていきたいんです。自分でリングコールするって、あんまりないじゃないですか。「え?それやるの?」っていうことを、これからもどんどんやっていこうかなって思ってます。