キー・ホイ・クワン/ジョナサン・キー
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)でデビューし、人気子役となったものの、ティーンになるとアジア系の役がなかなか見つけられずに引退。大学で映画制作を学び、『X-MEN』(2000)や『The One』(2001)で武術指導を担当し、『2046』(2004)では助監督として活動。
ところが、ほぼアジア人キャストのハリウッド映画『クレイジー・リッチ!』のヒットに刺激を受け、役者復帰を決意。その直後に監督デュオ、ダニエルズと知り合い、賞レースに参戦中の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2022/2023年3月3日公開)で見事カムバック! インデペンデント・スピリット・アワードの候補になっている。
マコーレー・カルキン
『ホーム・アローン』(1990、1992)シリーズで人気者となったマコーレーを金づる扱いするステージパパの醜さが裁判で明らかになった後、主演級から遠ざかって約30年。成人後はアングラなロックバンドでミュージシャン活動を行なっていたが、激痩せ姿をパパラッチされ、健康面を不安視する声もあった。
しかしTVシリーズ『アメリカン・ホラー・ストーリー』(アメリカでは2021年放映)でカムバックの兆しを見せ、パンデミックがテーマの映画『Rich Flu』(公開日未定)で主演スターに返り咲いている。