自分がしている作業を明確化する
【あなたが担当している作業】
① 平日、保育園の送り迎えの9割を担当している。
【あなたがストレスを感じている事柄】
① 子供がしばしば発熱し、保育園から電話がかかってくる。
② 食事の好き嫌いが多く、なかなか思うように食べてくれない。
③ 夜泣きが酷くて、睡眠不足。
④ 旦那さんが育休を取得しようとしない。
⑤ 旦那さんの平日の帰宅時刻が遅い。
⑥ 互いの両親がともに地方在住のため、呼ぶわけにいかない。
⑦ 近所で頼れる人がいない。
こうして切り分けてみると、あなたは「自分が担当なさっている作業」を、ひとつしか記しておりません。
ですから、この先は私の想像になってしまいますが、さしあたって「ストレスを感じている事柄」を、「あなたが担当している作業」に変換してみましょう。
④(旦那さんが育休を取得しようとしない)、⑥(互いの両親が地方在住)、⑦(近所で頼れる人がいない)は作業ではありませんので、いったん外します。
【ストレスを感じている事柄 → ストレスを生じさせている作業】
① 保育園からの電話で、仕事が中断される(あなたが電話を担当)。
② あなたが料理を作り、食べさせているが、子供たちの好き嫌いが多い。
③ あなたが子供たちと一緒に寝ている。あるいは、夜泣きするたびに、あなたが世話をしている。
④ 旦那さんの平日の帰宅時刻が遅い(保育園から引き取り、寝かしつけまで、あなたが担当)
この変換によって、あなたが担当なさっている作業が明確化されました。
① 平日、保育園へ子供を送る。
② 平日、保育園から子供を引き取る。
③ 日中に保育園からの電話を受ける。
④ 平日、子供に料理を作る(推定)。
⑤ 平日、子供に料理を食べさせる。
⑥ 子供をお風呂に入れる(推定)。
⑦ 子供と一緒に寝る(推定)。
⑧ 子供の夜泣きに対応する。