何を食べても美味しい季節として知られる秋は、日本人の主食でもある米の中でも、各地で収穫された新米が出そろうタイミングでもある。
そんな新米のおいしさを最もシンプルに味わえるメニューといえば、おにぎりだろう。
人口の多い首都・東京ではおにぎり専門店が乱立し、老若男女を問わず大人気だ。コロナ禍でテイクアウトが推奨されるようになり、開店前から20代とおぼしきカップルや女子グループが長蛇の列を形成し、平日に2時間待ちという人気店まで出現している。
そんなおにぎり専門店でいちばん人気のおにぎりの具は何なのか? 老舗やチェーン店を含む13店舗に聞いてみた結果を紹介する。
なお、おにぎり専門店は小規模の個人店がほとんどで、正確な販売個数を把握していることが少ないことから、販売店員さんの感覚的な順位をもとにしたケースが多かった。ご承知の上で、読んでいただければ幸いだ。
気になる結果は以下の通り。
定番中の定番がトップ3を独占!
1位:鮭
2位:たらこ系(明太子、焼きたらこなども含む)
3位:おかか・こんぶ
昔からあるお馴染みの具が大人気。各店には、変わり種おにぎりも並ぶが、意外にも保守的なラインナップには勝てないようだ。
もちろん、ベスト3に天むす、肉そぼろ、豚キムチ、茄子みそ、葉とうがらし、卵黄など変わり種おむすびが入るお店もあったが、それはごく一部に限られた傾向だった。