新しいトレーニング体験が可能に

watchOS 9で次に試してみたのが、「ワークアウト」アプリです。このアプリはさまざまな運動を行うときのパフォーマンス測定に役立ちますが、watchOS 9ではさらに多彩な新機能が搭載されました。

中でもランニングを行う際にうれしいのが、「歩幅の長さ」「接地時間」「上下動」という3つの指標が追加されたこと。どれだけ効率的に走れているかなど、自分のパフォーマンスを新たな側面から知ることができます。

Apple Watchで薬の飲み忘れを防止! 超進化した新「watchOS 9 」を先行チェック_5
ランニング時の「歩幅の長さ」「接地時間」「上下動」はiPhoneの「フィットネス」アプリなどで確認できます

また、ワークアウト画面ではこれらの指標に加えて表示される情報がより多くなり、Digital Crownを回すことで高度などの別の重要な指標を次々と確認できるようなっています。

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ワークアウト中にDigital Crownを回せば、さまざまな情報にすぐにアクセスできます

そのほかにも、新しい「ワークアウト」アプリでは自分のトレーニングスタイルに合わせてワークアウトをカスタマイズする機能や、トライアスロン向けにスイム、バイク、ランを自動的に切り替えられる「マルチスポーツ」、自己ベストまたは前回の走りと競争できる機能なども新たに実装されています。

日頃からApple Watchを活用してワークアウトに励むユーザにとって、これらのアップデートはモチベーションを高めるためにも役立つこと間違いなしです。

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「心拍数範囲」が導入され、現在の心拍数がどの範囲なのかを知ることもできます
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自分のトレーニング内容にあわせてワークアウト時間や休憩時間などを組み立てることができます
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「マルチスポーツ」ではスイミングとサイクリング、ランニングを自動的に検知して測定を切り替えてくれます
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自己ベストまたは前回の記録のどちらかを選んで競争したり、距離と完走時間の目標に向けたペース配分を確認できたりします