新しい「服薬」アプリと「睡眠」機能の進化
watchOS 9では、「ヘルスケア」機能にもさまざまなアップデートが施されています。
まず、日常生活を送るうえで役立つのが「服薬」の新機能。iPhoneの「ヘルスケア」アプリの[服薬]から普段服用している薬やビタミン剤、サプリメントなどを登録し、スケジュールを設定しておくことで、Apple Watchの「服薬」アプリから確認したり、リマインダーを受け取ることができます。これがあれば、薬を飲み忘れることがなくなりそうです。
また、Apple Watchは睡眠を記録するのにも最適なデバイスですが、watchOS 9では新たに「睡眠ステージ」という機能が追加。Apple Watchに搭載されている加速度センサーと心拍数センサーからの信号を使って、レム睡眠、コア睡眠、深い睡眠の状態にあることを検知し、Apple Watchの「睡眠」アプリや、iPhoneの「ヘルスケア」アプリで確認できるようになっています。
Appleによると、この睡眠ステージの導入には、「これまで実施されたウェアラブルの調査において最大数で最も多様な被験者を対象とした睡眠ポリグラフ検査の1つの臨床データと照らし合わせてトレーニングと検証が行われました」とのこと。このような高度な機能がデフォルトで搭載されたことで、自分で睡眠を分析できるようになったのはすごいことです。