何もしないをする贅沢 小型ストーブで始める焚き火入門
生き物のように形を変え、見る人の心を捉えて離さない焚き火の炎。眺めても楽しい焚き火は、暑い夏でもアウトドアで人気がある。しかし火を扱うだけに、キャンプ初心者には少々ハードルが高いのも事実。「何を用意すればいい?」「キャンプ場で気をつけることは?」という人のため、焚き火の基礎を紹介しよう。
初心者からのアウトドアVol.4
どうやって火をつけるか
それでは具体的にどうやって点火するのか、解説します。
ステップ1:焚き火台とシートをセットする
今回はコンパクトで防風性にすぐれ、料理もしやすいボックス型ストーブを使った焚き火の仕方を紹介します。手順はどのタイプの焚き火台でも基本は同じです。
まずは焚き火をする場所選びから。焚き火は火を扱うだけに、一歩間違えると大事故になりかねません。周囲に燃え移りやすい落ち葉などがなく、テントから少し離れた風下を選びます。もちろん、風の強い日には中止したほうが無難です。
ステップ2:着火剤を入れる
太い薪に確実に火をつけるための火種となるのが着火剤。アウトドア用品店やホームセンターには様々な種類が用意されています。
様々な種類の着火剤がありますが、どれもマッチ1本で簡単に火がつき、数分間燃焼します。最近では100円ショップでも見かけるようになりました。
着火剤は焚き火台の底に置きます。火をつけるのは、薪を組み終わってから。