どうやって火をつけるか

それでは具体的にどうやって点火するのか、解説します。

ステップ1:焚き火台とシートをセットする

今回はコンパクトで防風性にすぐれ、料理もしやすいボックス型ストーブを使った焚き火の仕方を紹介します。手順はどのタイプの焚き火台でも基本は同じです。

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落ち葉など周りに燃えやすいものがないかチェック。熱の影響を抑える焚き火シートは、灰などの後片づけも簡単なのでぜひご用意を。背の低いボックス型ストーブを芝生などの上で使う場合、シートに加え小さな金属製テーブルに載せて地面から離すとより安心です

まずは焚き火をする場所選びから。焚き火は火を扱うだけに、一歩間違えると大事故になりかねません。周囲に燃え移りやすい落ち葉などがなく、テントから少し離れた風下を選びます。もちろん、風の強い日には中止したほうが無難です。

ステップ2:着火剤を入れる

太い薪に確実に火をつけるための火種となるのが着火剤。アウトドア用品店やホームセンターには様々な種類が用意されています。

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ゼリー状のアルコールをパックごと燃やす「ONOE着火剤パック」(左上・6個入230円)、ロウが主成分の「ONOEハイチャッカー・S」(右・220円)。化粧用コットンにワセリンを挟んだ自家製着火剤(左下)

様々な種類の着火剤がありますが、どれもマッチ1本で簡単に火がつき、数分間燃焼します。最近では100円ショップでも見かけるようになりました。

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着火剤は1つで数分間燃えるので確実に薪に着火できます

着火剤は焚き火台の底に置きます。火をつけるのは、薪を組み終わってから。