親を恨む気持ちはあるが、嫌いになりきれない

今でも親への恨みはあるかと虎井さんに聞いてみると、少し考えてこう答えた。

「父親から『役立たず』『甲斐性なし』『穀潰し』とずっと言われていて、すごい傷ついたし、そのせいで自分のことを大切にできなかった。

正直、恨む気持ちはあります。でもね、嫌いになりきれないんですよ。育ててもらった恩があるから。

まだ消化しきれてないんですけど、もういい加減、ケリを付けたいと思って、両親に洗いざらい話したんですね。

ホント、最近なんですけど、恨みに囚われ続けていたらいけないっていう気持ちも出てきたんです」

少しずつ前を向き始めた虎井おんさん(撮影/集英社オンライン)
少しずつ前を向き始めた虎井おんさん(撮影/集英社オンライン)
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そして、最後に「これからどうなっていくのか、自分でも楽しみです」と言って、すっきりした笑顔を浮かべた。

〈前編はこちら『VTuberが語った衝撃人生…教育虐待、いじめ、ひきこもりの過去「心がすり減っていって、もう人生終わってもいいやって…」』〉

取材・文/萩原絹代