「結希くんの葬儀については家族葬で営まれた」

事件からおよそ5か月ぶりに結希くんの自宅を記者が訪れると、「報道機関・メディア関係者をはじめ、取材・撮影・インタビューを目的とした敷地内への立ち入りは、一切お断りしております」という立て看板が設置されていた。結希くんの捜索にも加わっていた近隣住民が語る。

「何度事件のことを思い返しても許せないという思いですわ。カっとなって首を絞めるなんてそんなことあるわけないやろって思いますわ。当たり前ですがご遺族は今も深く傷ついたままです」

殺害場所の公衆トイレ(撮影/集英社オンライン)
殺害場所の公衆トイレ(撮影/集英社オンライン)

また、別の知人は安達家の現状について、心配した様子でこう語った。

「結希くんのお母さんが家に引きこもりがちになってしまったという話は聞きました。自分の子どもを亡くした上に、旦那が逮捕されたわけですから……。ネットにもさんざん書かれていましたしね……。

お母さんは捜索に加わった人に対し『ありがとうございました』とお礼の電話はいれていましたが、事件後にきちんと会って話したという人は私の周りにはいません。家に尋ねて行った知人も見かけはしたけど話はしなかったようです。

お祖母ちゃんは最近は村の集まりにもたまに顔を出しています。『娘が家に引きこもってしまって大変なの』とこぼしていたと聞きました。結希くんは可愛い孫で、お母さんは可愛い娘さんでしょう。

お祖母ちゃんも色々辛いと思いますよ。正確な日付まではわかりませんが結希くんの葬儀については家族葬で営まれたと聞いています。本当に可哀そうなことですよ……」

安達家の親戚は、遺族の様子について「事件前はデイケアに通っていた(結希くんから見て)ひいおばあちゃんは事件後に施設に入ったと聞きましたが、家族の中で大きく体調を崩した人がいたという話は聞いていません。優季被告のことについて私からは何も答えられない」と言葉少なに語った。

高校生の頃の優季被告(地元住民提供)
高校生の頃の優季被告(地元住民提供)