病院長らは1分近く頭を下げ続け謝罪
事件では同病院に入院していた会田栄次さん(当時75)=茨城県取手市戸頭=が1月31日夜、敗血症による多臓器不全で急死した。会田さんは同月30日午前4時ごろ、病院でその日の当直だった男性准看護師Aさんに苦しいと訴え容体が悪化した。
千葉県警の調べでは、その夜、Aさんとの2人態勢で内科病棟の夜勤についていた古川容疑者が、異変が起きる直前の30日午前3時55分ごろ、担当ではない会田さんがいる4人部屋の病室に入り、約1分後に出てくる姿が防犯カメラに映っていた。
2月3日に司法解剖した結果、会田さんの体内の血液から人間の大便に含まれる細菌が検出され、古川容疑者が点滴チューブに大便を入れて殺害を図ったとみて7月15日に逮捕。古川容疑者は調べに「チューブに大便を混入したことを否認します」と供述しているという。
逮捕翌日の16日、説明の記者会見を開いた同病院の長谷川奉延病院長は、
「当院の元職員の不祥事により被害に遭われました患者様に対しまして、当院が尊い命を守りきれず、無念な思いでこの世を旅立たれたことに心より深くお詫び申し上げ、ご冥福をお祈りいたします。(中略)病院長として、そして(病院を運営する)法人を代表として、心より、心よりお詫び申し上げます」
と言って1分間ほど近く頭を下げ続け謝罪。続けて会田さんの容体が急変した際の状況を説明した。













