「池袋のポケセンに強い恨みがあった」
2025年12月25日。世間がクリスマスで賑わう中、広川大起容疑者は八王子警察署にいた。前日のクリスマスイブに元恋人の春川萌衣さんに対しストーカー規制法違反を犯し、25日に逮捕されていたのだ。その際に広川容疑者はこう供述している。
『私としては春川さんとの関係が壊れていく原因でもある池袋のポケセンに強い恨みがあった。だから私は池袋のポケセンで首を切って死んでやろうと考えていた。それくらい私にとって春川さんは大切な人になっていた』
広川容疑者がポケモンセンターで刺殺事件を起こしたのは2026年3月26日。事件の約4か月も前から犯行を仄めかしていたことになる。当時の捜査関係者が語る。
「2人はバイト先で知り合った。交際期間はおよそ9か月で、2025年7月に被害者のほうから別れを告げている。その後、10月から11月にかけて広川容疑者がストーカー行為をするようになった。取り調べ当初、広川容疑者は『一目ぼれした』『世界で一番大切な人』『ずっと一緒にいたいと感じられる人』と被害者に強い執着を見せていた」
7月、春川さんは夢だったポケモンセンターで働き始めた。しかし、そのことから2人はたびたび口論になった。広川容疑者は仕事を優先する春川さんに対し不満を持ち、『その仕事は向いていない』『周りの人に迷惑をかけている』などと文句を言い、結果的に別れの引き金となったという。
春川さんからLINEで別れを告げられた広川容疑者は素直に応じ、その後も2人は友人関係を続けた。しかし、広川容疑者が交際時と同じ態度で春川さんに接し続けたことから、春川さんは広川容疑者のLINEをブロック、友人関係を絶とうとした。当時、春川さんはこう供述している。
「(LINEを)ブロックしたにもかかわらず電話がかかってきたので、もう関わってこないでと電話で強めに言いました。その後もSMS(ショート・メッセージ・サービス)で『病んじゃって死んじゃいそう』とメッセージが来たため、自分のせいで死なれるのは困るので、直接会って迷惑だから本当にやめてと伝えました」













