「800メートルリレーのメンバーとして県中学校新記録で優勝」

沖縄本島中部でエイサーの街として知られる沖縄市。近くには米軍嘉手納基地があり、その影響でロックやヒップホップなどの音楽文化が根付いている。廣川容疑者が少年時代を過ごしたのは沖縄市の東側。今も残る住居としていた建物から数メートル先には海が広がるのどかな地域だ。

沖縄市内、当時の廣川容疑者宅付近の海辺(撮影/集英社オンライン)
沖縄市内、当時の廣川容疑者宅付近の海辺(撮影/集英社オンライン)

幼少期、川崎市内の高級マンションに住んでいた廣川容疑者だが、母に連れられ小学生の頃から中学卒業時まで、市内のこのエリアで育った。

「(一家は)夫のDVが原因で関東地方から移り住んだと聞きました」と語るのは、当時廣川容疑者の家族と付き合いのあった近隣の女性だ。

「廣川容疑者は下に弟と妹がおり、母親と4人で住んでいました。母親は色黒で細身のキレイなかた。『離婚した』と言ってましたね。

引っ越してきた直後はどんちゃん騒ぎをしていて騒音がひどかったけど、母親に苦情を言うと『すみません』と丁寧に謝罪してきて、以降は静かになった。とても優しいお母さんでしたよ。長男(廣川容疑者)も勉強ができて兄妹の面倒を見るまじめで立派な子でした」(近隣住民)

廣川容疑者は小、中学校時代には水泳に力を入れていたようだ。

当時の新聞記事によれば、背泳ぎの選手として何度も大会で上位入賞しており、中学時代には800メートルリレーのメンバーとして県中学校新記録で優勝したことが報じられている。

切磋琢磨した同級生の保護者は「息子にとってショックも大きい。一緒に頑張ってきたから」と言葉少なに話す。

中学卒業後、廣川容疑者は沖縄本島中部でも進学校として知られるF高校に進学した。

高校の関係者は「クラスの中でもまじめで、頭も良かったそうです」と語る。高校時代も体を動かすことは好きだったようで、友人らとスポーツを楽しんでいたという。

沖縄での当時の自宅付近(撮影/集英社オンライン)
沖縄での当時の自宅付近(撮影/集英社オンライン)