「ムカつくやつがいるからボコろう」「一緒にこないか?」

事件当時、八木原被告は被害者の長谷さんと交際関係にあった。事件の発端は、長谷さんが八木原被告に別れ話を切り出したことだ。

川村葉音被告は八木原被告から電話で長谷さんとの「別れ話」を相談され、当時17歳のA、当時18歳で事件の主犯格とされる川口侑斗被告、当時18歳の元高校生・瀧澤海裕被告、当時16歳のDの4人の少年とともに、「殴るから来いよ」などと言って長谷さんを公園に呼び出した。(※氏名の公表されていない少年二人については、これまで集英社オンラインで報じてきた通り、A、Dと表記する)

このうち川村被告と交際していたAは長谷さんと面識があったが、川口被告、瀧澤被告、Dは面識がなく、この日が初対面だった。

裁判で読み上げられた供述によれば、川口被告はこの時、「2人の別れ話を解決したいと思っていた」と考えていたと言うが、5人で公園へ向かう車内では、すでに不穏な空気が漂っていたようだ。

「公園へ向かう車内で、川村被告が『(長谷さんは)ボクシングをやっているけど大丈夫? やるの?』と発言。実際は長谷さんにボクシング経験はなかったが、川口は川村に“煽られている”と感じ、腹を立てたと言います」(社会部記者)

川村被告と八木原被告
川村被告と八木原被告
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集英社オンラインが事件直後に知人に取材したところによると、川口被告は過去には少年野球に打ち込んでいたが、事件当時は金髪にし、身なりも派手で、恐喝などを働くこともあったという。

「川口は、イキっているようにしか見えないすけど、一応ヤンキーで、18歳にもなって恐喝とか『まだそんなことしてるんかよ』って感じのことをしていました。恐喝は、すすきのとか大通りで、気弱な感じのやつを狙ってやってました。実際に見たこともあります。

あいつは弱い相手にしつこくて、相手がギブアップしたらさすがに俺らが止めますけど、あいつはやり続けるタイプです」(知人)

知人によると、川口被告は事件前にインスタグラムのDMでこう呼びかけていたという。

「『ムカつくやつがいるからボコろう』『一緒にこないか?』と、仲間を集めていた。僕も声をかけられましたが、ガキっぽいし変に巻き込まれたくないので相手にしませんでした」