川村被告と16歳の少年については検察の求刑よりも軽い判決に…
川村被告ら3人は、24年10月25日から26日にかけ、八木原被告、主犯格の川口被告らと共謀し、江別市の公園で長谷さんに対して2時間に及ぶ執拗な暴行を加え、現金やクレジットカードを奪い、死に至らしめたとされている。
裁判所は6月3日の中間判断で、解剖医の証言や被害者の遺体の状況から「金品を要求したあとの暴行で死亡したと認定できる」として強盗致死罪の成立を認めており、検察側はその後の公判で川村被告に無期懲役、瀧澤被告に懲役20年、当時16歳の少年Dに10~15年の不定期刑を求刑していた。
「強盗致死罪は原則、死刑か無期懲役と定められている極めて重い罪。だが、瀧澤被告と少年Dの2人は当時未成年。検察は少年らについて『自分の意思で暴行した』『責任は軽微ではない』と訴えつつも、少年法を踏まえた減刑はやむを得ないとした」(社会部記者)
判決が言い渡されたのは、25日午後。
「川村被告は懲役30年、瀧澤被告は懲役20年、16歳の少年Dは懲役9年以上13年以下の不定期刑がそれぞれ下された。川村被告と16歳の少年については検察の求刑よりも軽い判決となったことに対し、ネット上では『なぜ死刑ではないのか』『日本の司法制度は腐っている』といった声も上がっている」(同前)
これまでの裁判で明らかになってきた少年たちの残忍な犯行。その発端は、長谷さんと八木原被告の別れ話だった。
「被害者の長谷さんは八木原被告の中学校時代の1年先輩で、ともに合唱部に所属していた。卒業後は別々の道を歩んでいたが、事件の1カ月ほど前から交際関係に発展。
しかし道外での就職を考えていた長谷さんは、10月25日の夜、JR大麻駅近くにある八木原の自宅アパートを訪れ、『1年後に別れるつもりだから』と別れ話を切り出した。しかし八木原はこれに納得せず、中学時代から知る“親友”の川村被告に電話した」(地元紙記者)













