医療人材不足の解決につながる、名古屋のハイエンドビルへの出店
──「名古屋駅前院」に続いて、名古屋で2院目となる「名古屋栄院」を、2026年6月11日に開院した背景を教えてください。
西村誠司さん(以下同) 私たちが目指しているのは、不妊治療を希望するすべての方が、気軽にストレスなく高度な治療を受けられる“インフラ”をつくることです。最終的には全国をカバーできる80院規模の展開を計画しており、とくに名古屋のような主要都市は、しっかりと展開しておきたいエリアでした。
不妊治療は、通院回数も期間も長くなりがちですし、そこから生まれるストレスは大敵です。だからこそ、通院の負担を減らすことが妊娠のしやすさにも直結します。そういう意味でも、名古屋栄院の立地はベストです。
今回、開院する「ザ・ランドマーク名古屋栄」は、駅直結で、雨の日に傘をさして長く歩くようなストレスもありません。同じビルにはレストランやショップが入っているので、検査結果を待つ時間をそこで過ごしたり、検査の前後に立ち寄ったりもできる。
しかも栄は名古屋の中心に位置し、複数の路線が集中しています。市内のどのエリアからもアクセスしやすく、「遠方の病院へ通院する負担」の軽減にもつながると思います。
──「ザ・ランドマーク名古屋栄」は地上41階建てで、世界的なラグジュアリーブランドが多数出店する、非常にハイエンドなビルという印象です。こうしたビルに不妊治療クリニックを構えることには、どんな意味がありますか。
一般的に「上場すると信用がつく」と言われますが、当社は非上場です。ただ、このようなビルに開院することは、ブランド力を高める重要な要素になると考えています。入居にあたっては厳格な審査が行なわれ、「ビルそのものがブランド」となっているからこそ、その中で診療していることが患者さまに対しても信頼の証明になるのです。
こうしたブランド強化は、人材の採用を進めるうえでも大きなアドバンテージになります。不妊治療の現場では、医師や看護師が業界全体で不足しており、人材確保は大きな課題です。
このビルへの出店を通じて経営の安定性を印象づけることができ、ひいては「人気エリアのランドマークで働ける」という点も含めて、採用面での魅力向上につながると考えています。













