「僕らは“でんでん教”なんです」
『ドラフトキング』は、高校生・大学生などプロを目指す若い世代のエピソードが多い一方で、郷原をはじめとするスカウト陣、そして高校や大学、社会人チームで選手の育成に力を注ぐコーチ陣がそれぞれの想いをもって仕事と向き合う姿も描かれる。
郷原の同僚である元プロ選手のスカウト・神木良輔を演じる宮沢氷魚をはじめ、でんでん、伊武雅刀、上地雄輔、三浦貴大、平山祐介、藤間爽子、川久保拓司、阪田マサノブといった、実力派俳優陣の演技も見どころの1つだ。
――この作品は、いろんな選手やスカウトマンが登場し、それぞれの考えるプロフェッショナルを貫きます。俳優という仕事において、ムロさんはどのような“プロ”であるべきだと考えていますか。
変な話ですけど、常にアマチュアであるべきと思います。何か1つを極めることがプロであるという意識の方もいますけど、僕は結局アマチュアで、「人前に立つということは怖い」としっかり自分に言い聞かせながら常にカメラの前に立っています。
――今回の撮影中に印象的に残った裏話や思い出はありますか。
前作のときから思っているんですけれど、私たち(俳優の)世界の大先輩であるでんでんさんは、セリフ合わせをしているだけで楽しくなる方。自分は「この芝居という世界じゃなきゃ、もう無理だろうな」と思うのですが、でんでんさんはそれ以上に芝居を好きでいらっしゃる。
でんでんさんとのセリフ合わせやシーンを作っている時間は、本当に勉強になることが多いんです。いろんなことを試されるんですよ。
(ドラマの流れを考えて)「こうしていいか?」って提案したり。僕もでんでんさんと同じ世代になった時に、そういうことをできているようになりたいという目標を1つもらいました。
宮沢氷魚くんともこの話を共有していますし、でんでんさんのすごさを若い世代にも一緒に伝えていこうと話しています。もう僕らは“でんでん教”なんです。














