被害者への謝罪の言葉はナシ、感謝した相手とは…
その一方で、被害者への謝罪や、逃走に使った車についての具体的な話は一切なかったという。むしろ謝意を述べたのは別の人に対してだった。
「『迷惑かけてごめん』みたいな言葉はありませんでした。ただ、約3年前に逮捕された時にお世話になった弁護士さんに『自分はもっと丁寧にお礼を言わなきゃいけなかった。今になって申し訳ないと思っている』という話は出ました」
移送や送致を拒否し、勾留先で「筋肉ムキムキでニコニコしていた」という高林容疑者。事件にはまだ複数の“謎”が残っている。社会部記者が解説する。
「逮捕当時、抵抗はなく凶器の所持もなかった。ただ、潜伏先のアパートの一室には1人ほかにいたとされている。その人物は誰なのか。また、なぜ千葉へ向かったのか。潜伏先で見つかった車は誰のものなのか、調べに協力的でないため捜査は難航している」
母親に“謎”について疑問をぶつけると、こう話した。
「交友関係というのは、私は全くと言っていいぐらい知らないんです。ほとんど知りません。大昔、彼が子供の頃に一人か二人くらい、今でも名前を覚えている人がいる程度で。その後のことは本人は一切口にいたしませんので。
友人と遊びに行くとかで、ここ数年外に出たりしていたのかもしれませんけど、いちいち私には言いませんから。車は持っていなかったと思います。もしかしたら柄の悪い人と知り合いだったのかもしれませんが、私自身は息子と生活時間帯も違いますので、本当にわからない。
(黙秘を続けていることについて)私としては、できれば警察に事情をしゃべった方がいいと思うんですけどね。ただ、そういうことは弁護士さんと相談してやっているので…」
事件の全容解明には、まだまだ時間がかかりそうだ。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













