事情聴取や、違う留置場への移送を断った理由
「無事に会えました。よっぽど落ち込んでぐったりしているかなと思ったら全然そうじゃなくて。半袖を着ていて、ニコニコ顔で筋肉ムキムキ。おかげさまで元気そうでした」
JR福生駅から北西約1キロ先にある福生警察署。殺人未遂の疑いで逮捕された高林容疑者の母親が、面会を終え「集英社オンライン」の取材に応じた。
留置所内の高林容疑者は手配書に掲載された“凶悪犯”の雰囲気はなく、「明るい感じだった」と母親は話す。
高林容疑者は5月2日以降、取り調べに応じておらず、送検や他の署への移送を拒否している。
だが、高林容疑者がそれらを拒否しているのは、本人だけの意思ではないという。
「事情聴取を断るとか、ここから違う留置場への移送を断るというのは、詳しくはお話できませんが、他に面会している“あるかた”のご意見なんだそうです。
『そんなことをして警察の心証が悪くならないですか』とびっくりして聞いたんですが、『裁判とは関係ないですから』と言われました。私はてっきり本人が言い出したことだと思っておりましたが……。いまはどうやらそのかたのアドバイスに従っているようです」
母親は容疑者に、①アメリカのドラマ映画の原作で不当な偏見と戦う弁護士を描いた『アラバマ物語』、②百田尚樹の『影法師』の2冊を差し入れた。
SNSでは現在も高林容疑者に対して、「バイクの騒音少年らから町を守った」などと擁護の声が広がっている。また、「高林輝行容疑者の情状酌量と、暴走族による騒音行為の厳罰化を求めます」と訴えるオンライン上の署名運動には1万6000筆以上の賛同が集まったほか、書留で現金を郵送するなどの動きもある。母親はそんな“差し入れ”についても語った。
「見ず知らずの何人からも、差し入れの現金書留が届いているらしくて、『ちょっと励みになるよ』とも言っていました。あと、ここの食事は、前に町田署に勾留された時より良いと。前は朝ごはんにパン2つしかなくて腹ペコになったけど、ここはわりとちゃんとした弁当が出ると話していました」













