「パトカーが来ると建物の裏に隠れる、その繰り返しですよ」
福生周辺の不良文化を長年、この目で見てきたというタクシー運転手(60代男性)は、福生警察署に対しても不満があるようだ。
「(タムロする若者たちは)寒い時期はいなくて、毎年春先ぐらいから増えるんです。『新16歳』が原付に乗り始めると、上の先輩が絡んで(一緒に)タムロするんだろうね。
焼肉屋のところも、店が閉まった後、深夜から朝方にかけて集まっているのを何度か見ました。深夜になると、国道16号線沿いのディスカウントストアの前にも集まりますね。
パトカーが入ってくると、みんな2〜3階の売り場や駐車場にサッと隠れて、パトカーがいなくなるとまたバーッと降りてくる。駅前でもパトカーが来ると建物の裏に隠れる、その繰り返しですよ」(タクシー運転手)
前出のコンビニ店員もこう語っていた。
「警察も昔みたいに悪ガキを追っかけ回さないし、相談しても『学校を通してください』と言われちゃうんだ。でも学校は『警察を通してくれ』と言う。たらい回しですよ。誰もビシっと注意しない」(コンビニ店員)
ネット上でも、これまでバイク少年たちを“野放し”にしていた警察への批判が多数書き込まれている。
では、福生警察署は少年たちの騒音トラブルへの対応についてどう考えているのだろうか。同署の担当者は電話取材に対し、次のように回答した。
「(以前から通報があったかについては)個別にお答えできないんですが、常識的に考えてどうかなって思っていただければと。基本、110番が入ったら、ほぼ必ず、特定の場合を除いて現場に行きます」
騒音バイク少年問題に、ネット上のデマ拡散、地元住民による警察批判……。無職男が起こしたハンマー事件の余波は、なお続いている。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













