「まったく関係ないのに、SNSで被害者の少年として顔をさらされた」

一方で、事件の引き金となったとされる「騒音」や「溜まり場」の問題について、地元住民らは複雑な思いを抱えていた。福生警察署が隣接する街道では、以前から若者たちがバイクで騒音を立てており、近隣住民からの苦情も多く寄せられている。

「暴走バイクに乗るガキンチョ? あそこ(現場周辺)や、少し北にあるコンビニや牛丼店でもタムロしてたし、よくあることです。この辺、不良少年は多いですから。夜はもうずっとですね。午後8時から10時ぐらいから集まり始めるんですよ」(コンビニ店員)

「事件の前から、週末の朝方とか夜はバイクの音がめちゃめちゃうるさかったですよ。駅前もすごいです。ただ、あの子たちはちゃんとヘルメットをかぶってるし、赤信号でも停まる。うるさいけど、昔のヤンチャな子に比べたらおとなしい。暴走族というより、単なるバイク集団という感じです」(地元住民・20代女性)

高林容疑者(親族提供)
高林容疑者(親族提供)

SNS上では被害者の少年たちが、有名な暴走族グループに所属していたような書き込みも見られる。だが、地元住民から煙たがられはするものの、そこまで悪辣な集団ではないという。

「半グレとか、ヤバい奴らじゃない。ネットはデマだらけ。オレの後輩も、今回の事件にまったく関係ないのに、SNSで被害者の少年として顔をさらされたヤツがいる。投稿主に何度も消してと言ってるのに消されず困っている」(地元在住・20代男性)