「事件の前に夫と口論になって嫌いと言われ、死にたくなった」
また、福岡県子供福祉課の担当者はこう説明した。
「母子の普段の生活状況や個人情報については私達が細かく聞く立場にないので、把握しておりません。施設の詳細も外部に漏らすことはできませんが、1DKで42平米という間取りです。高い塀で周囲を囲っているわけでもないので、外部からの侵入をシャットアウトするものではありませんが、防犯カメラや非常通報装置は設置されております。
また、不審者がいれば通報のための危機管理マニュアルも作成されています。しかし、今回に関しては想定していない状況といいますか……。基本的には施設には中学生以上の男性は入室禁止になっていて、職員の許可なく部外者を居室に招き入れることもできません。
問題を抱えて入所される方の生活を立て直すためには、その問題を排除しなければなりませんから、親族や知人も許可なく入室はできないのです」
そして、幼い姉妹を襲った悲劇は筆舌に尽くし難い。
「県警の調べに対し、水沼容疑者は『事件の前に夫と口論になって嫌いと言われ、死にたくなった』と供述しており、姉妹を殺害後に自らは致命傷を避けるように首の動脈を避けて切り傷をつけて心中を偽装したとみられます。
犯行当時、清水容疑者は就寝中で姉妹殺害に気づかなかったとみられますが、傷ついた水沼容疑者を放置したうえ、財布などを盗んで2階のベランダから外に飛び降りた。県警は名古屋市内まで逃亡していた清水容疑者を保護責任者遺棄と窃盗の容疑で逮捕しましたが、清水容疑者は飛び降りた際の衝撃で足を骨折していたといいます」(福岡県警担当記者)
こんな“両親”のために幼い命を散らした姉妹が哀れでならない。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班













