「孫といる時間は今、一番楽しい時間です」

――貴子さんには2人の小学生のお子さんがいます。お孫さんと過ごす時間はありますか。

小学3年生と1年生になりました。貴子は土日も仕事で自宅にいられないことが多いですから、私に1時間でも時間があれば公園に連れていき、ブランコや滑り台で遊ばせます。アイスクリームが好きで、貴子には内緒で買ってあげたりもしますね。

貴子にはずいぶんと寂しい思いをさせました。小学校の運動会や授業参観に父親も母親も来ない。お手伝いさんの前では泣いていたそうですが、私と妻には一切、言いませんでした。

孫2人もお母さんがいないと寂しそうな表情を浮かべるのですが、口には一切出さない。子どもの頃の貴子と同じです。

だから親の100分の1にもなれないのですが、孫には安心感を与えたいと思って接しています。でも、むしろ癒しをもらっているのはこちらで、孫といる時間は今、一番至福の時間です。

(撮影/集英社オンライン)
(撮影/集英社オンライン)
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――78歳でまだまだ現役の政治家ですが、終活について考えていますか。

毎朝、神棚と仏壇に手を合わせて、「今日も1日働きます」と口に出しています。夜に帰宅したらまた神棚と仏壇を前に「今日も無事に送ることができました」と感謝の気持ちを述べます。

大晦日や元旦に、私なりの心構えはノートに記しています。ただ、生きている限りは戦いだと思って、挑戦は続けたい。

やはり北方領土問題の解決、ロシアとの平和条約締結です。私は死ぬまで取り組む覚悟です。

5月の大型連休に訪ロします。昨年12月以来になります。今年は1956年の日ソ共同宣言から70年、大きな節目の年です。このめぐり合わせを活かしていこうと決意しています。

自民党にも原則として「定年制」があり、高齢の政治家は引退しろという声もありますが、ただ、年齢は関係ないと思いますよ。実年齢と元気かどうか、頭が働いているか否かには個人差がありますから。

それに私には国策捜査で強いられた監獄生活、公民権停止によるロスタイムが10年あります。若くてもやる気のない政治家はいますからね。そういう政治家こそ退場していただきたいです。

3月にはYouTubeチャンネル「ムネオハウス」も始めました。新聞だけでなく、テレビ離れも若い世代に限らず加速しています。政治家にはますます、主義主張や政策を自ら発信することが求められるでしょう。

そのためにYouTubeはSNSとともに必須のツール。これからも元気にどんどん発信していきますので期待してください。

取材・文/鈴木拓也 集英社オンライン編集部ニュース班