テイクアウト専門店でも入り浸りおじさんは出没
さらに具体的な体験談を明かしたのが、過去にカフェ雑貨店を経営していた女性だ。
この女性は、もともとそういったリスクをある程度想定していたという。場所が田舎で高齢者も多い地域だったため、長居されないよう、あえてテイクアウト専門にするなど対策を取っていた。それでも被害に遭った。
「社用車で店前に路駐して毎日来ては、飲み物1杯で1時間ほど店内で立ったまま話す男性がいました。口数少なくて気まずい空気になるのに、そのまま突っ立っているから私が話を合わせて話題を提供する感じ。『都内出身でこの辺り分からないから休みの日に案内してもらえたりしませんか?』とLINEを聞かれました」
LINEはなんとなくはぐらかして、教えることはなかったという。だが、それでも安心はできなかった。そのうちこの女性は、男性の社用車が停まる音を聞くだけで心臓がバクバクするようになり、毎日「店を開きたくないなぁ……」と思うようにまでなってしまったそうだ。
さらにもう一人、別の地元男性も毎日のように来るようになったという。こちらは何も買わず、店内の商品を触りながら、自分の話ばかりするタイプだった。話の内容以前に、店に居続けること自体が大きな負担になっていった。
その結果、「こいつらが毎日来るせいであまりにも嫌過ぎて来そうな時間帯は一時的に店閉めるようになってしまって本当に最悪だった」と明かしている。
本来なら営業して売上を立てたい時間帯に、あえて店を閉めるしかない。毎日来てくれていた常連の女性客に申し訳ないと思いながらも、そうしなければ心がもたなかったのだ。
では、どうやってその状況を抜け出したのか。
この女性は、「男友達に頼んで店に来てもらい、一緒にカウンター内に何度かいてもらった」という。すると、狭い店内で自分の隣に男性がいる光景に、相手は居心地が悪くなったのか、早く帰るようになり、やがて来なくなったという。
実際、今回寄せられた数多くの体験談でも、「男性が店内にいると寄り付かなくなった」「男性店員を入れたら来なくなった」といった声はかなり多かった。













