採用の広報とは、「候補者の母集団形成」をすること
採用広報とは、企業が求職者に向けて自社の魅力を発信し、採用活動を円滑に進めるための広報活動を指します。最大の目的は候補者の「母集団形成」です。
企業が優秀な人材を採用するためには、まず自社を知ってもらわないことには始まりません。
特に中小企業やスタートアップのように知名度がそれほどない企業では、積極的な情報発信が不可欠です。企業の文化や理念、働き方などを発信することで、単に求人に応募してもらうだけでなく、企業に共感して「ここで働きたい」と思う人材を引きつけることができます。
また、採用広報には「ミスマッチを減らす」という重要な目的もあります。求職者が企業の実態をよく理解しないまま入社すると、入社後のギャップが生じ、早期離職につながる恐れがあります。
しかし、採用広報を通じて企業の文化や価値観を事前に伝えることで、自社に合った人材を採用しやすくなり、結果として定着率の向上が期待できます。
今、採用広報をしていない企業でも、いずれその多くが人材獲得と採用広報はセットで考えなければならなくなるでしょう。
その背景にあるのが「人手不足」です。日本の労働人口は減少傾向にあり、すでに多くの企業が人材確保に苦戦しています。
人事が採用説明会を頑張ったり、就職情報サイトを活用したところで限界があります。
しかも、それらはすでに大企業なら当たり前にやっていることです。
中小企業が同じ手法で採用しようとしても、大企業との人材獲得競争に勝ち残ることは至難の業。採用広報を通じて自社の独自性を出していくことがポイントになります。
特にBtoB企業は採用で苦戦しています。
大手のBtoB企業を除いて、メディアにも一般にもあまり知られていない企業が多く存在しています。BtoB企業こそ、事業内容や働く魅力を具体的に発信し、「この会社で働いてみたい」と思える母集団をいかに形成するかが採用成功の鍵になります。













