「10年の悩みが消えた」一番画期的だった実用例
――書籍で紹介されている30の実践例の中で、宮崎さんご自身が「これは一番画期的だった」と思うものはどれですか。
私は図書館で本を借りるのが大好きで、家族5人分で毎月1人15冊ずつ本を借りているんですが、「誰が何冊借りているのか」「それぞれの返却日はいつなのか」といった管理がすごく大変で…。毎週、5人分のアカウントにログインして確認する必要がありました。
でも、AIを使って家族全員分の貸し出しリストを一覧で見られるようになってから、その手間が一気に省けました。私の10年分の悩みが解消されて、本当に助かりました。
――逆に「目から鱗だ」と読者から反響が大きかった活用法はどれですか。
一番反響が大きかったのは、息子のバスケの試合動画をGeminiに読みこませて分析する方法です。AIに「息子がチームに貢献している動きはどこですか」と聞くと、コーチの視点でチームの戦略や試合のポイント、息子のナイスプレーまで分かりやすく解説してくれるんです。この投稿はXでも100万回再生されて、「音声や字幕がない映像でも、ここまでできるんだ」と驚きの声が多く寄せられました。
――AIで試合を分析するようになってから、息子さんとの会話はどう変わりましたか。
これまでの私は、バスケのルールすらきちんと把握できていなくて、試合後の息子との会話も「頑張ったね」といった感想を伝えるくらいでした。動画も撮りっぱなしで終わることが多かったんです。でもAIが分かりやすく解説してくれるようになってからは、息子と一緒にプレーを振り返ることができるようになりました。今では成長を確認し合うコミュニケーションツールにもなっていて、とても良かったと感じています。
#後編へつづく
取材・文/木下未希 集英社オンライン編集部














