家事は肉体労働ではなく、意思労働だった

――AIと家事はどんな点で相性がいいと感じていますか。

これまで私は、家事って“肉体労働”だと思っていました。でも実際は、すごく細かい“意思決定の連続”なんですよね。「今日は何を作ろう」「どの順番でやろう」という小さな判断が続く。それが意外としんどかったんだと気付きました。

だからこそ、ChatGPTが選択肢を提示してくれるおかげで、ゼロから考える負担が減りました。「どうしよう…」と考えたまま止まっていた時間がなくなり、選択肢から選んで、すぐに動き出せるようになった。

あとは仕事で使うよりも家庭で使ったときの方が失敗したときのリスクは低いと感じます。取り返しがきくので、「まあいいか」って笑って許せる。そういった意味で気軽に試しやすいです。

――逆にAIでは難しいと感じる点はどんなところでしょうか。

それはズバリ、物理作業ですね。例えば、洗濯物を畳んでくれたり、食器を洗ってくれたり…。実際に手足が生えて動くわけではないので、そのあたりは難しい。そこは、あと数年はかかるんじゃないかなと思います。

AIを家事に活用することで「ゼロから考える負担が減った」と語る宮崎さん
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