「野党側が下手くそだった」
——結果、自民党の議席は大きなものになりました。
ただ、結果全体では自民党だって岸田(文雄)政権の時の選挙と大して変わらない票しか取っていなくて、いろんなものが重なった結果だと思います。
みんなが閉塞状況の中でイラ立っている社会状況があり、ネットによってそれが増幅されたこと。それから高市さんの持つ弱点でもあるけど長所であるキャラクターがうまくハマった。
そこに小選挙区制度の機能で、野党側が下手くそだったこともあって(自民が)たくさんの議席を得たので、今回爆発的なブームだったとは思ってないです。
——この政治状況で枝野さんが追求した政治を取り戻せますか?
正直わかりません。基本的には僕は保守の政治家だと一貫して自負していて、政治は永遠の微調整だと思っています。自分の思う方向とは違う方向に大きく傾く時もある。
それが本来の保守だし、本来の民主主義のあり方だと僕は思ってるから、自分と違う方向に傾くこと自体は別に当たり前のことだと思っている。
ただ日本だけじゃなくてトランプさんのアメリカなど世界の状況も今、一番悪い方に増幅している局面と重なって、“限界値”を超えている可能性があることは否定しない。でもわからない。わからない以上は微調整の中にあるんだと思って頑張るしかない。
——野党のミスはなんでしょう。
それは言いません。(中道の)執行部に聞いてくださいとしか言いません。
——立民の結党精神は中道に引き継がれたと思われますか?
私は(立民の)両院総会で(中道への合流の)一任に賛成しているのでそれを評論する、できる立場じゃない。あの時に意見を聞かなかった地方議員や党員にお詫びをするだけの立場です。
草の根の民主主義と言ってきたので、あそこで「党大会を開け」「各地方組織から全部意見聞いてから決めろ。選挙間に合わなくても仕方がない」と言うべきだったんです。
今回生き残った中道の仲間には頑張ってほしい。一方で、立憲の創設メンバーとしては残った立憲(のメンバー)は、今度こそ草の根の意見を聴いてどうするか決めてほしい。
単純に上が決めたから合流するだなんて無責任なことをやったら、党員も議員も誰もついていかないと思うので、きちっと草の根の声に基づいて行動してほしい。これは矛盾してるかもしれないですが。













