なぜ沖縄は違法薬物が蔓延しやすいのか

沖縄とゾンビたばこの今について、同県で飲食店の店主をしている30代の男性はこう語る。

「今、沖縄で流行っているリキッドは中国や台湾から流れてきたものみたいです。以前、社会問題になった危険ドラッグや、ゾンビたばこより県内でユーザーが多いマリファナなんかは福岡ルートで入ってきていますが、中国・韓国から入ってくるのは珍しい。

どうやら聞いた話だと本島中部のある地域にいる、本土で言うところの半グレみたいな人たちが中国、韓国から仕入れてさばいてるということでした。その地域では今も毎週のように若者が捕まっています」

危険ドラッグ、マリファナ、そして今回のゾンビたばこと、なぜ沖縄は違法薬物が蔓延してしまうのか。

「沖縄ってすごく縦社会だから、昔ヤンチャをしていて今大人になっている人でも、10代と簡単につながれるのは大きいと思います。

それで彼らがハブになり、そこから若者がやり始める。それで仲間内で『お前やらんの?』と誘われると断りにくい。そうした構造が沖縄に違法なものが蔓延しやすい理由でしょう」

「10代の若者にとっては仲間内でこっそりたばこを吸うような感覚で罪の意識は薄い。今回はすごいスピードで広まってる分、定着せずに2~3年で落ち着くと思う」(同飲食店店主) ※画像はイメージです
「10代の若者にとっては仲間内でこっそりたばこを吸うような感覚で罪の意識は薄い。今回はすごいスピードで広まってる分、定着せずに2~3年で落ち着くと思う」(同飲食店店主) ※画像はイメージです

実際、沖縄在住の某ライターによると「那覇市のある通りはたまにマリファナ臭いし、SNSであるワードを検索すると、比較的簡単にゾンビたばこの手押し(プッシャー)と接触することはできますよ」と話す。

ただし、ゾンビたばこに関しては「私の知り合いでやってる人はいないし、流行っている実感はいまいちピンとこない」(本島中部地域の飲食店で働く30代女性)とのことで、若者と大人世代で認識に大きなギャップがあるようだ。