12月の辞職会見で前知事は「福井に残って福井のために尽くしたい」
総務官僚だった杉本氏は2004年から3年間、福井県の総務部長を、2013年からは副知事を3年弱それぞれ務め、2019年の知事選で初当選し2期目だった。実は今回調査委が扱った調査事案は2004年の総務部長時代にまでさかのぼる。
自民党県議の一人も「問題になった時に確かに先輩議員さんから『副知事時代からそういった話もちらほらあった』と聞きました」と証言。他党の県議は「女癖が悪いというか、総務省時代から『女好き』っていう噂は聞いていました。でもセクハラの記事が最初に出た時は『こんなんあり得ない』と思ったほどでした。知事になってからは『愛妻家です』ってPRしてましたしね。でも結果的には治ってなかった」と話す。
杉本氏は調査に対し、「調査委員に指摘されるまで自己の行為がセクシュアルハラスメントに該当することに気づかなかった」と弁解したが、被害女性らに送ったメッセージの中には「確かに、これはセクハラだよね」という自覚するような内容も送っていた。
突然逃亡したとみられる昨年12月の辞職会見では、「福井に残って福井のために尽くしたい」と述べた。
被害女性らは「謝罪は一切受けたくない。二度と会いたくない。恐ろしいので福井から出ていってほしい。どこかで会うかもしれないと思うと不安でならない」と話している。
「福井のために尽くす」のであれば、被害者の要求を受け入れる道はないだろうか。
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取材・文/集英社オンライン編集部ニュース班












