「私の⼈⽣をかけて次の市⻑選挙に再びチャレンジすることを決意しました」
9月のラブホ通い発覚後、妻のいる職員A氏(54)との不倫を否定しながら「市民生活を支える行政を止めることはできない」と辞職を拒んでいた小川氏は、11月下旬に市議会で不信任決議案の可決が確実になると一転して「一度立ち止まる」と言葉を変え辞職した。
それから約3週間後の12月17日、地元記者だけに質問を許す記者会見を開いた小川氏は、
「政治家である以上、皆様への責任を果たすにはもう⼀度ここから⽴ち上がって、やり残した公約を実現するしかない。どんなに逆⾵でもどんなに苦しくても、もう⼀度皆さんと⼀緒にこの前橋を変えていくんだ。そのために私の⼈⽣をかけて次の市⻑選挙に再びチャレンジすることを決意しました」
と1月の出直し市長選への立候補を表明した。
辞意を表明した時から出馬意向があることがうかがえる発信をしていたので意外性はないが、立候補は悩んだと訴えたりもした。地元記者が解説する。
「小川氏は12月14日に支援者集会で立候補要請を受けるとその日のうちに出馬表明へ向けた調整が始まっていました。しかし会見では立候補を決めたのは前夜だとし、会見前からYouTubeにアップされた出馬を表明する動画も前夜に撮影したと主張しました」(記者)
小川氏は会見で、1年9カ月の市長在職中に給食費の無償化を実現させたことなどを実績だと強調し、まだ公約で実現できていないものを進めていくとアピール。
「市⺠の皆さんにもう⼀度信頼を預けてもらえるかどうかということが私の争点」「分断を解消するために⼀度辞職をして出直し選挙をするということになっております」と述べ、選挙で勝てばみそぎは済むとの考えをうかがわせた。
いっぽう小川氏は市長在任中は「優秀で頼りになる職員と⼀緒に働けることは私にとっても誇りでした」と述べたが、一緒にホテルへ行き最も頼りにしたはずのA氏は停職6カ⽉の懲戒処分を受け、12⽉末で依願退職する。













